参考サンコウ資料シリョウ
@ 2号機「4時間早い注水で溶融回避の可能性」
2011年09月15日 (木) NHK科学文化部ブログより転載
 東京電力福島第一原子力発電所の事故では1号機から3号機で核燃料が溶け落ちるメルトダウンが起きましたが、
このうち大量の放射性物質の放出につながった2号機のメルトダウンは、実際より4時間早く水の注入を始めていれば
防げた可能性のあることが分かった。
 福島第一原発では、3月11日から14日にかけていずれも冷却機能を失って1号機、3号機、2号機の順にメルトダウンし、
このうち2号機では、15日朝に起きた爆発で大量の放射性物質が放出され、放射能汚染が広がる大きな原因となりました。
日本原子力研究開発機構は、2号機の原子炉の状態をコンピューターで再現し、メルトダウンを防ぐ手立てはなかったか調べた。
 実際の2号機の対応では、14日に水の注入のため原子炉の圧力を下げたあと午後8時ごろに水を入れ始めたと
されている。解析では、午後4時半以降に圧力を下げて水を入れた場合、温度はいったん下がるが、すでに原子炉の
水位が大幅に低下しているため温度が上昇に転じ、メルトダウンに至る。
 しかし、圧力を下げる作業をもっと早く始めて午後4時ごろまでに水の注入を始めた場合、燃料の表面温度は
被覆管が壊れる1200度に達する前に下がりはじめ、メルトダウンを防げた可能性があるという解析結果となっている。
 東京電力の当時の対応では、2号機の周辺に消防車を配置して注水の準備を整えていたが、3号機の水素爆発に
よって消防車が壊れるなどして水の注入のための作業開始に時間がかかっていた。東京電力は
「放射線量が高いなど非常に厳しい環境下で懸命の作業を行ったもので、注水作業が遅れたとは考えていない」としている。
 解析を行った原子力機構の平野雅司安全研究センター長は「2号機は3日間、原子炉の冷却が続いていたので
時間的に余裕があり、燃料の損傷を避けられた可能性が十分にある。困難はあってもなぜ速やかに原子炉に
水を入れられなかったのか、運転員の行動や水を入れる準備の状況が事故調査の重要なポイントになる」と話している。
A
泉田新潟県知事9/5メディア懇談会【全】 泉田知事定例記者会見
普通の運転員であれば、冷却材喪失事故を起こせばですね、
2時間でメルトダウンっていうのは、常識として分かっているわけです。
そういう事になると、これ冷やすかどうか、冷却剤を入れるっていう判断を
もしするんであれば、廃炉になる可能性があってもやるんだという決断を
誰がいつやるんでしょうかという事です。
原子力発電所長がサラリーマンの立場で、5,000億パーに出来るんでしょうかと、
いう事についても危惧を感じてます。
何故、感じるかといいますと、3月11日当日ですが、地震の、
勝俣会長、当時ですね、は、中国に居られました。
清水社長は、奈良に居られました。連絡が十分取れない状況でした。
現場のトップは、武藤副社長、原子力本部長という事です。
で、代わられる時に、挨拶に来られました。
メディアも入ってたんで、記録残ってると思いますけども、
その際に、私聞いてみました。
「武藤さん、あなたの一存で海水注入は出来たんでしょうか」という質問に対して、
「出来ませんでした」と。
原子力本部長ですら判断出来ないと。
そりゃそうですよね、5,000億パーにするっていう話だから、
経営の屋台骨に影響が及ぶわけです。
そうすると、いざっていう時の海水投入、冷却材投入ってのは、誰が判断するんですかと。
原子力規制委員長なんでしょうか。
それとも、担当の委員なんでしょうか。
社長なんでしょうか。
原子力発電所長なんでしょうか。
その損害は、誰が負担するんでしょうかという事なしにですね、
本当に決断が出来るのかというところも検証すべきだと思います。
そういったソフト面っていう事が為されていない。
B朝日アサヒ1013.9.10記事キジより
 東電福島原発事故をめぐり、東京地検は、業務上過失致死傷容疑などで告訴・告発された
当時の東電幹部や政府関係者ら四十二人全員を不起訴にした。
 菅元首相らは原子炉格納容器のベントの遅れで原発建屋の水素爆発を招いたと告発されたが、
作業員の被曝を避ける準備に時間を要したためだとして「嫌疑なし」とされた。
☆3/12 1:30政府セイフベント了解リョウカイ6:50ベント命令メイレイタイして、14:30ベント実施ジッシ
この遅れが作業員の被曝を避ける準備に時間を要したとの東電が説明と地検チケン判断ハンダン問題モンダイ
イマまで報道ホウドウされたことがなく地検チケン調査チョウサハジめて東電トウデン出任デマカせをったのか?
C
日経ニッケイ2012/8/11 http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG0904P_Q2A810C1CR8001/
公開映像によると、第1原発の吉田所長(当時)は昨年3月13日午後8時半ごろ、2号機原子炉
を冷却するため海水の注入を準備。これに東電本店の「復旧班」社員が異議を唱えた。
吉田所長は「圧倒的に大量の水が必要なときに真水にこだわっていると大変なんですよ。海水で行かざるを
得ない」と反論したが、本店社員は「いかにももったいないなという感じがする」と重ねて指摘。
圧力容器などが海水の塩分で腐食し、廃炉になるのを恐れたとみられる。社員の氏名などは公表されていない。
D
国会コッカイ事故ジコ調チョウでの東電トウデン会長カイチョウ弁明ベンメイ http://urban-diary.blog.so-net.ne.jp/2012-05-15-1
東電トウデン福島第1原発事故no国会の事故調査委員会は5月14日、東電の勝俣恒久会長を参考人として招き、公開で事情聴取。
同会長は菅直人前首相が事故直後、第1原発の吉田昌郎前所長に電話で直接指示していたことについて、
「所長は復旧に全力を尽くすのが一番大事。時間を取られるのは芳しいことではない」と批判した。
さらに、事故直後に菅直人首相が、ヘリコプターで同原発の視察に訪れた際、吉田所長が対応したことについては、
「吉田は事故復旧に全力を尽くすべきで、対応したのは芳しいものではない。反省材料だ」とも述べた。
「原子炉への海水注入の判断は、官邸から「中断」の指示があったという認識を前提に
「いやしくも日本の総理。私が注水を継続しようというのは難しかった」と発言ハツゲン
参考サンコウ資料シリョウ・リンク
新聞シンブン記事キジ A=朝日アサヒ新聞シンブン N=日本ニホン経済ケイザイ新聞シンブン
日本原子力技術協会・福島第一原子力発電所事故調査検討会 
http://www.gengikyo.jp/archive/pdf/F1_Jiko_Houkoku.pdf
クオリアAGORA クオリアと略記リャッキ
第1回クオリアAGORA/〜福島原発事故は何故起きたのか〜
東京トウキョウ電力デンリョク資料シリョウ
”一号炉海水注入に関する時系列から”
海水カイスイ注入チュウニュウ中止チュウシミステリーをく http://natureflow1.blog.fc2.com/blog-entry-78.html
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